医療保険講習会
令和7年8月2日(土)午後5時から直方歯会館大ホールで、講師に野添浩司県歯医療保険部部長と朝永俊介部員をお迎えして医療保険講習会を開催した。医院経営に直結する保険解釈を再認識する上で例年出席者も多く、関心の高さがうかがえた。
はじめに、朝永部員から個別指導における指摘事項より判明されるカルテ整備の重要性が解説された。診療報酬審査の厳密化に対応するためにも、事務作業の効率化を図り、日頃から必要事項を過不足なく記載し、要点を押さえたカルテ作成を心がけたい。
続いて野添部長からは、保険改定の度に複雑化する算定要件に対し、適切な請求と注意点が詳細に掲示され、出席者は熱心に耳を傾けていた。
歯科医療を取り巻く環境は、物価高騰や人材確保の難しさから依然として厳しい。さらに、査定や返戻による診療報酬減や事務負担増も憂慮され、いかに正確な情報を理解し実行するか、改めて両講師の解説は会員相互で情報共有する貴重な機会となった。
県歯医療保険部発行の「歯科保険診療テキスト」は多岐にわたる改定要点が分かりやすく解説されており、活用している会員も多いことだろう。本講習会を通して、改めて経営安定化につながる最新の情報伝達にご尽力いただいている県歯医療保険部の諸先生方に感謝申し上げる。
(久原 佐知子)


